まず、実際の建物で天然木の香りをご体験ください。間取りや収納の取り方など、沢野の素材や工法の特長、設計上の工夫などもご覧いただけます。

かほく市にある工場や金沢市にある製材所を見学することをおすすめします。健康な家づくりに欠かせない天然木の特長や、構造材の違いを学んでいただきます。

設計にあたる建築士が現地に赴き、土地の寸法や高低差、周囲の状況（水道メーター、下水道の公共マス、電柱の位置、側溝、隣地の状況など）を調べます。役所では建築場所での必要な規則、遵守すべき法令を調べて、設計に反映させていきます。

A3用紙3枚のシートに、ご家族の生活やライフスタイルをご記入ください。箇条書きで思いつくままに書いていただいて結構です。

聞き取りシートにご記入いただいた内容を建築士が一つひとつ確認していきます。好きなイメージ写真などがあればお預かりして、設計のイメージを膨らませていきます。

お客さまのご要望を網羅し、弊社からの提案を含めた平面プラン（1/100スケール）を提出いたします。単なる間取り図ではなく、都市計画やその他の規則にも則った平面プランです。

初回プランで気になるところや気づいたことを何なりと教えてください。それを実際の平面プランで修正しながら、さらによいプランに仕上げていきます。平面プランがある程度仕上がったところで、概算見積も作成いたします。

概算見積金額をご確認いただいたところで、弊社でそのまま計画を進める場合は「設計契約」（18万円）※1　を締結していただきます。

※1　無事に弊社との本契約となれば、設計契約金は本契約金に充当されますが、弊社との本契約を行わない場合は、返還されませんのでご留意ください。

沢野の見積は、「○○一式いくら」を数行並べただけの大雑把なものではありません。A4サイズで40～50枚に達するほど詳細な見積を作成いたします。設計から完全オーダーメイドであるため、必要な工事や窓のサイズ、フローリングの数量などすべて人の手で拾い上げていきます。「エコキュート」一つとっても性能はピンキリなので細かい品番まで表示することもあります。

それまでの基本的な平面プランの設計から詳細設計（建具の高さ、収納の形状、照明など）に進みます。仕様変更に伴う金額の増減も同時に確認していただき、契約書の元となる見積書を作成していきます。

詳細設計がある程度進んだところで「建築請負契約書」にご署名・ご捺印いただきます。契約書は同じものを2通作成し、それぞれに「注文者」欄にお客さまのご署名とご捺印（実印が望ましい）、「請負業者」欄に弊社代表取締役の記名押印がなされます。ご契約当日は、所有者となる方の印鑑と、請負契約金額に応じた印紙税の費用をご用意ください。※最新の印紙税は国税庁「印紙税の手引き」に載っています。

ご契約いただきましたら、建築に必要な建築確認申請や認定長期優良住宅、認定低炭素住宅などの申請業務を進めていきます。（通常、1ヶ月～2ヶ月程度かかります）

地鎮祭とは、建物を建てる前に土地の神様を祀り、工事の無事とそこに住むご家族の安全と繁栄を祈る大切な祭事です。建築場所によって依頼する神社は違いますが、私たちの方でそのエリアごとの神社に手配しますのでご安心ください。費用の目安は6～8万円程度です。

建築確認申請や認定長期優良住宅の認定が下りたら工事に着手します。地盤改良工事と基礎工事を行います。同時進行で大工さんが墨付け手加工を進めていきます。実際に自分の家の墨付け風景をご覧になることもできますよ。

手加工された部材が運ばれ、いよいよ建て方です。10名前後の大工さんが一つひとつの部材を確認しながら1～2日程度で一気に建物の骨組みを組み上げていきます。家づくりは一生のうちに何度もあるわけではありませんから、お施主さまにもぜひ立ち会っていただきたい瞬間です。

窓の取付、外壁の工事を先に行い、雨から建物を守ります。その後は内部の断熱工事、造作工事を行っていきます。工事の期間中も至るところから天然木のいい香りが漂ってきます。もちろん工事中もご自由に見学できます。

建物がほぼ完成すると、社内による厳格な検査が行われます。ぱっと見では分からないようなキズや製品の可動部分などもチェックされ、それを直した後に施主さまによる検査を行っていただきます。

建物が無事に完成すると、完成お披露目会を行います。

夢にまで見た新しい家のお引渡しです。どのお客さまも手間暇かけた分だけ感動も大きく、中には涙を流して喜ばれる方も。本鍵の引渡と各種保険や保証の説明を受けた後、いつでも生活ができるように設備機器メーカーの担当者から新しい機器の説明を受けていただきます。