ここ石川の地で澄んだ空気環境の住まいをつくることが、地域工務店の役目。
そのために研究してたどり着いた「素材」や「工法」の大切なポイントをご紹介します。
“木材オタク”と言われるほど熱き「木のプロ」に何でもご相談ください。
1日でも長く健やかに、
石川の風土にあう木の
家づくり
良材の追求
集成材に頼らない。
天然無垢材だけ
「木の家」といっても、使われる素材によって品質がずいぶん違うことを知っていますか?自然の木をそのまま製材した「天然無垢材」と、接着剤で4~5枚の板を張り合わせた「合板・集成材」とでは明らかに住み心地が異なります。調湿性、耐久性、風合いに優れた天然無垢材と比較すると、合板・集成材は接着剤が剥がれてしまったり、アレルギーの原因になる可能性があります。
私たちは住む人の健康のため、職人が全国で目利きした“天然無垢材“だけを使用します。
土台や床組はヒノキ、ヒバに限る。
適材適所で生かす
木の特性を熟知している木の職人だからこそ、樹種の特性を充分に発揮できる場所も分かります。例えば土台や床組に使うのは、年輪が細かく、湿気やシロアリに強い「ヒノキ」と「ヒバ」などの無垢材です。集成材は一切使いません。床下地には合板ではなく「国産杉の赤身」や「ヒノキ」を使用します。このように、樹種の特長を最大限に生かすことで、安心安全で長持ちする家ができあがります。
工業化が進んでも自然のままに。
気候風土に馴染ませる
天然乾燥
製材した木は風通しの良い工房で基本3年以上、樹種によってはじっくり何十年も天然乾燥させ、気候風土に馴染ませてから使用します。天然乾燥させた木は、高温で素早く処理する人工乾燥と異なり、防虫成分を含んだ油分の揮発が抑えられ、シロアリ対策に有効です。またストレスを与えられていない分、粘りや香り、色艶など木そのものの魅力が残ります。
手間と時間のかかる天然乾燥ですが、人工的に作り出された無垢材と比べると、その強度や耐久性、美しさが段違いに優れています。つまり自然本来の力を生かした、より「本物」の度合いが高い家をつくれるのです。
在来軸組工法
明治から進化させてきた。
沢野流・在来軸組工法
現在ではプレカット加工された木材または集成材、人工乾燥材を使った木造住宅が大半。伝統工法に使われていた仕口や継ぎ手を簡略化し、ボルトや金物を用いて耐力壁を作ることによって強度を持たせています。
一方、沢野建設工房では天然乾燥させた無垢材を手加工し、明治時代から100年以上かけて深化させてきた「在来軸組工法」で家を建てます。構造部材の「木組み」と「木の粘り」によって強度を持たせて家を長持ちさせています。
プレカット加工とは?
建築現場で組み上げやすいように人の手ではなく、工場であらかじめ機械的に切断・加工すること
耐久性・耐震性
シロアリや腐食から末永く住まいを守る。
薬剤以上の防虫・抗菌
土台(床下)や柱材には「ヒノキ」と「ヒバ」の無垢材を使用。ヒノキとヒバの精油には、「ヒノキチオール」という防虫・抗菌効果の高い成分が含まれ、シロアリに強い効果を発揮します。木の生命力を低下させる防蟻薬剤対策は一切しません。効果はせいぜい5〜6年で、薬剤処理した材料はシックハウス症候群の原因になってしまうからです。
湿気に強い天然素材の壁。
北陸に合う防湿・耐久性
1年中湿気の多い北陸で木造住宅を建てるなら、少しでも湿気に強く、耐久性の高い部材を選ぶことが大切です。そこで、点と線で支える筋交いにプラスして、無機質耐力面材を使用します。
家全体も人間と同じで呼吸が大切。透湿性に優れ、湿気が壁内部にこもるのを防ぐ無機質材が、結露で傷みやすい建物の耐久性を向上させてくれます。ホルムアルデヒドの量も構造用合板の数分の一しかないので安心して使用できます。
地域密着&一貫対応
家づくりをもっと楽しく、木の勉強も。
ずっと並走
私たちはお客さまと一緒に家を建てることを大切にする「木のプロ」です。ヒアリングから、設計・施工・アフターメンテナンスまですべての工程をお客さまと一緒に並走します。
最初にお問い合わせいただいた瞬間から、「なぜ天然無垢材で健康を大切にした家がよいのか」を知っていただくため、無垢材のことや建築のすみずみまでご説明。自分の家に使われる木の種類や家の構造、大工の手仕事を知れば知るほど、家づくりはもっと楽しくなりますよ。
一生のパートナーとして。
暮らしプランニング
原木の仕入れから製材、加工、建築工事請負、設計、施工、監理、アフターメンテナンスとすべてを請け負うのが沢野建設工房の特長ですので、いつでもどんなことでもご相談ください。大切にしているのは、最初のプランニング。お客様の理想の暮らしをアンケートでとことん深堀りさせていただき、一寸も妥協のない家づくりをお約束します。
ここ石川で「本物の木の家」を通して、自然に包まれる幸せを一人でも多くの方に感じてもらいたい―。だからこそ、高温多湿な北陸にあった家づくりの知識を最大限に生かして、家を建てる期間も建てた後もまるで家族のように、一生お付き合いできるパートナーでありたいと思っています。
最後に、PICKUP!
全棟ZEH基準で
ご提案しています
天然木の家をつくる沢野建設工房では、住む人が健康であり続け、資産価値の高い住宅を目指します。そこで体に安全な「健康素材」と「高断熱」をセットにして、さらに将来のコストカットや資産価値を上げるために「太陽光発電」と「蓄電池」を備えたZEH(ゼロエネルギー住宅)を提案しています。
沢野建設工房のZEHについて
補助金活用で、
より負担の少ない新築を
「地域型住宅グリーン化事業」「エコ住宅整備促進補助金」「いしかわの森で作る住宅推進事業」など複数の補助金事業に申請して、少しでもお客様のご負担を軽くいたします。補助金については、弊社からご提案いたします。
これまでの主な導入事例
2021年度
補助事業分類 | 採択数 | 補助金額総額 |
---|---|---|
グリーン住宅ポイント | 5 | 1,800,000円 |
地域型グリーン化事業 | 2 | 2,100,000円 |
いしかわの森で作る住宅支援事業 | 4 | 1,200,000円 |
2020年度
補助事業分類 | 採択数 | 補助金額総額 |
---|---|---|
いしかわの森で作る住宅支援事業 | 2 | 200,000円 |
2019年度
補助事業分類 | 採択数 | 補助金額総額 |
---|---|---|
地域型グリーン化事業 | 4 | 5,050,000円 |
いしかわの森で作る住宅支援事業 | 2 | 600,000円 |