住宅インスペクション

住宅インスペクション

住宅インスペクションとは?

住宅インスペクション(住宅診断)とは、住宅に精通したインスペクター(住宅診断士)が、第三者的な立場から、また専門家の見地から、住宅の劣化状況、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行う専門業務です。

現在住んでいるご自宅を調べることで、不要な工事の勧誘を断ったり、早急に修繕が必要な場所を見極めることに利用できます。適切なメンテナンス時期や方法を知ることで、マイホームを長く快適に住み続けることができるのです。
また中古住宅の購入前やご自宅の売り出し前にインスペクションを行うことで、その建物の状態を把握し、安心して双方が取引を行うこともできます。

どんなときに活用すればいい?

屋根診断の方法は?

建築士資格を持ったインスペクターが現地で直接確認しながら、屋根、外壁、室内、小屋裏、床下などの劣化状態を診断した上で、報告書を作成していきます。

インスペクションにはどんな種類があるの?

1.基本診断

・時間の目安:1時間程度
・費用:6万5千円(税別)
・診断内容:屋根、外壁、雨樋、室内を目視による診断
・診断範囲:はしご・脚立を使わずに見える範囲  (※床下点検口があればのぞき込んで確認できる範囲)

2.詳細診断

・時間の目安:2人で1~2時間程度
・費用:13万円(税別)
・診断内容:基本診断+床下と小屋裏へ進入し、移動可能な範囲まで調査する診断
※床下点検口と天井点検口がある場合に限ります。
・診断範囲:+はしごを使って移動可能な範囲で屋根を点検する。

通常は、基本診断だけでもある程度のことがわかりますので、現在特に大きな不安もなく将来的なメンテナンス計画を立てる場合には、基本診断だけでもいいでしょう。しかし雨漏りや水漏れの可能性が高い場合は、基本診断だけでは水漏れ箇所の具体的な特定に至らないことも多いので、最初から詳細診断にされることをオススメします。

住宅インスペクションの流れ

私たちの住宅インスペクションは、目視で住宅のコンディションを把握して報告する、という業務です。比較的短時間かつ、可能な範囲で行う「一次診断」になります。これは住宅の「健康診断」にあたります。

健康診断を受けた人には、診断結果が届きます。治療を必要とするほどではないものの「経過観察が必要」ということもあれば、精密検査が必要だとされることもあります。そして、二次診断として精密検査を実施することになった人は、専門的な検査器具を用い、その分野の専門医療を行っている総合病院などで診てもらうことになります。

健康診断によって病気の早期発見・治療が容易になるように、住宅インスペクションを受けることで、大切な住宅の劣化具合を把握し、適切なタイミングで必要な修繕・メンテナンスを施しながら、大切な資産である住宅を長く快適に住み続けることができます。

あなたの資産が手遅れの状態になる前に、まずは住宅インスペクションを受けてみることをお勧めいたします。

Q&A

1.無料で住宅診断をする業者もいますが、なぜ有償なのですか?

本来の住宅診断は資格を持ったインスペクター(診断士)が実際にその家の中に入り、ある一定の時間をかけて詳細に調べる業務です。これには当然、インスペクターの人件費がかかります。本来費用が発生する業務を無料で行うということは、次のケースが考えられます。
①無資格で全く経験のない者が行う場合
②無料点検の後に、不要なリフォーム工事を契約させる場合
③点検・診断は無料だが、勝手に応急処置を施し高額の費用を請求する場合
いずれの場合も、診断を依頼されたお客様にとっては決して望ましい結果とはならないでしょう。適正な業務で生じた費用をご負担いただくことで、お客様の視点に立った適切な診断結果とアドバイスを提供できることをご理解下さい。

2.インスペクションを受けたら、必ず直さなければならないの?

当社のインスペクションは、第三者としての立場で現状の劣化状況の診断することで完結します。インスペクションを受けた後も、「いつ直すか?」、「どこに依頼するか?」は、お客様がご自身で決定することになります。
劣化状態が確認できたとしても、築年数相応であり構造に問題がないなど、特に急いで直す必要がないケースも多いので、安心してください。

3.インスペクターは一級建築士の方がいいと聞きましたが・・。

インスペクターの資格者には、一級・二級・木造建築士、1級・2級施工管理技士の方が多いようです。
一級建築士の方が調査できる物件が多いのはその通りですが、木造住宅の設計・監理をしたことがなく、木造住宅の劣化具合を適切に判断できない一級建築士さんも世の中には多いので、一概に一級建築士の方がいいとは言えません。
当社のインスペクターは、実際に木造住宅の設計・監理、さらに現場管理まで行った建築士で構成されており、現在も日常的にリフォーム物件の現地調査を担当しているため、木造住宅の診断士として非常に豊かな経験を持っております。

4.長期優良住宅化リフォーム推進事業は、「既存住宅状況調査技術者」、または認定団体による「登録インスペクター」が必須と聞いたのですが?

はい、今まで長期優良住宅化リフォーム推進事業のインスペクションは、「既存住宅状況調査技術者」、または「インスペクター講習団体に登録されたインスペクター(登録インスペクター)」を対象としていましたが、インスペクション実施者の統廃合を目的に、登録インスペクター制度の廃止が決定したこともあり、令和2年4月1日以降は「既存住宅状況調査技術者」によるインスペクションだけが長期優良住宅化リフォーム推進事業の対象となります。

当社のインスペクターはすべて建築士であり、「既存住宅状況調査技術者」の資格者なので、補助事業や既存住宅売買時のインスペクションもできますので、安心してご依頼・ご相談いただけます。

なお、インスペクター講習団体リストに載っている団体の登録インスペクターであっても、令和2年4月1日以降のインスペクションについては、長期優良住宅化リフォーム推進事業のインスペクションとして認められていないので注意が必要です。

*公益社団法人日本建築士会連合会
http://www.kenchikushikai.or.jp/koshukai/chukojyutaku.html

5.他社でリフォーム工事をするので、インスペクションだけの依頼もできますか?

当社は新築やリフォームを行っている住宅会社ですが、本事業については住宅インスペクションとそれに伴う報告書の発行のみで完結します。リフォーム・建て替えなどの提案を同時に行うことはありませんので安心してご依頼下さい。(そのために有償とさせていただいております。)

万一、信頼できるリフォーム会社がどうしても見つからず、当社での提案・工事をご希望される場合は、担当者にお問い合わせ下さい。また当社がインスペクションをした後に当社にて工事受注した場合は、通常のリフォーム工事における現地調査として扱いますので、すでにお支払いいただいたインスペクション費用は工事金額から差し引かせていただきます。

当社の登録インスペクター(既存住宅状況調査技術者)