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コラム
「無垢材と集成材、どっちがいいの?」
 
「無
垢材と集成材、どっちがいいの??」 あるお客様から唐突に聞かれました。

それまで何となく、自然の材料の方がいいんだろうな・・?ぐらいには思っていたのですが、あらためてそう聞かれると、とっさに言葉が出ませんでした。

無垢材とは、自然の木をそのまま製材した材木のことです。木を伐採すると、内部に含んでいた水分がどんどん抜けていき、その過程で木は収縮していきます。また、収縮する際には反ったり曲がったりということも出てきます。

一方の、集成材とは、十分に乾燥させた厚み2センチ程度の板を、接着剤で4〜5枚貼り合わせたものです。集成材は、無垢材のように反ったり曲がったりすることも少ないので、作り手にとっては非常に扱いやすい材料といえます。

集成材そのものは、およそ100年ほど前に大径材が不足したヨーロッパで開発されたのが最初だそうです。日本の建築用材としては、40〜50年ほど前に和室用の化粧柱として、その後は構造用の柱として使われるようになりました。

ただし、不安な点がないとも言い切れません。
板材を数枚貼り合わせているということは、常にはがれるリスクもあり得ます。

集成材がはがれることを「剥離」(はくり)といいますが、以下のような条件があると、建築後に剥離の可能性が高まるそうです。
1.板の乾燥が不十分である。
2.接着面が不均一である。
3.保管・流通段階で湿気の多い環境に置かれるなど。

もちろん、このような悪条件があったからといって、すべての集成材が剥離するわけではありませんが、やっぱり過去にはがれてしまった事例はあるそうです。

もしはがれたら・・・?、あまり考えたくはありませんが、構造計算上、問題がないとされていた建物であっても、やっぱり怖いですよね〜。

集成材の歴史が100年程度ですから、それ以前の木造の建物は間違いなく、無垢材ということになります。よく考えたら、日本には法隆寺をはじめとして(1300年以上)、築100年以上の木造建築物がいっぱいあります。

やはり実績のある無垢材の方が、長期間の安心につながりそうですね。

 
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