HOMEコラム>コラム 第22回:注文住宅の設計 「TVをどこに置けばいいの?」

 

 

 
電屋さんをのぞくと、いろいろな大きさの薄型TVが所狭しと並んでいます。
  最近の売れ筋は37〜42型の液晶TVあたりでしょうか?
 
  15年前あたりは画面の大きなTVを選ぶと、その幅と同じくらいの奥行きがあったため、TVの置き場所は自ずと奥行きがあっても違和感のないリビングのコーナーが定位置でした。しかし、そうなると買い換えの際にもう1サイズ大きな画面を選ぼうとすると、奥行きがある分、TVが前に出てくるため大きなサイズのTVが置けないという事態も出てきました。その欠点を補うためにできたのがプラズマTVや液晶TVに代表される薄型TVです。
 
  薄型TVのメリットはみなさんの方がよくご存知かもしれませんが、薄くて軽いので置く場所を選ぶ必要がない。部屋が狭いためやむを得ず小さなTVで我慢していた人も大きなサイズを置けるようになりました。薄くて重量も軽いので壁に掛けることも可能です。しかし、住宅の設計をする者にとっては、TVの置き場所はやっかいになってきました。TVが小さいときはあまり考えなくてもよかったのですが、外壁側に置こうとすると窓にかかってしまう。室内側に置こうにも 開放的な間取りが災いし、TVを置く壁がない。
 
  実は、21世紀になった頃からあらゆるところが引き戸になったため、壁が減少し、壁掛けTVにしたくても壁そのものがないという笑うに笑えない設計が増えてきました。そんなわけで最近は逆に壁を意図的に増やし、TVの置き場所にするケースも増えてきました。
 
  他にも、昔の閉鎖的な間取りと違い、開放的なLDKの設計をすると、「1台のTVをリビングからもダイニングからもそしてキッチンからも見えるように配置したい。」とお客様から要望されることも出てきました。
しかし、残念ながら1台のTVでは無理です。特に液晶TVの場合は視野角が狭いので、角度が大きくずれると見えにくいし、またキッチンからはたとえ見えても音が聞こえにくいと思われます。もっとも液晶TVの価格もずいぶんと下がってきたので、キッチンから見えやすいところにもう1台小型のものを置く方が機 能的だと思います。

 
  たかがTV、されどTV・・。でも、TVがないと食事の時間が寂しいというのもまた寂しい話かもしれませんね。みなさまのお宅はいかがでしょうか?

 

 

 
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分野 コラムタイトル
 
第1回
気候風土と住宅 「無垢材の柱と集成材の柱ではどっちがいいの?」
 
第2回
災害・事件など 「備えあれば憂いなし」
 
第3回
気候風土と住宅 「人工乾燥と天然乾燥」
 
第4回
気候風土と住宅 「気候に適した住宅とは?」
 
第5回
注文住宅の設計 「ふつうの家」
 
第6回
建築用語 「あいさつ回り」
 
第7回
建築用語 「坪単価」
 
第8回
住まいのお手入れ 「シロアリ対策」
 
第9回
建築用語 「アフターメンテナンス」
 
第10回
気候風土と住宅 「暖房器具」
 
第11回
建築用語 「プレカットと手加工」
 
第12回
注文住宅の設計 「インターネットの情報収集」
 
第13回
災害・事件など 「悪いのは設計士だけでしょうか?」
 
第14回
建築用語 「地鎮祭」
 
第15回
住まいのお手入れ 「畳にカビが生えて困っています。」
 
第16回
住宅に関わる税金 「相続時精算課税」
 
第17回
気候風土と住宅 「建築中の住宅展」
 
第18回
災害・事件など 「壁の配置とバランス」
 
第19回
住まいのお手入れ 「結露」
 
第20回
建築用語 「Low−eガラス」
 
第21回
住まいのお手入れ 「お風呂の床を乾かしたい。」
 
第22回
注文住宅の設計 「TVをどこに置けばいいの?」
 
第23回
注文住宅の設計 「家作りをどこに依頼するか?」 その1.設計事務所編
 
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