HOMEコラム>コラム 第14回:建築用語 「地鎮祭」

 

 

 
宅を新築するにあたって、いろいろな行事があります。
  その一つが地鎮祭です。地面の神様にこの土地を使わせていただき、工事の無事安全と家内安全を祈願して行います。
 
  日本では、古くから家を建てるとき、祭り事が必ず行われてきました。祭りは、元来、神にまつらい(帰服)、神の恩恵に感謝し、神々のご照覧のもとに、常に正しく、明るく、睦まじく生きようと願う人々の神々に対する崇敬を表したものです。地鎮祭は一般的には神式で行われています。神主さんが、参列者の心身を祓い清めて、その土地の守護神をお迎えし、神饌(神が召し上がる神酒、食物)を供え、祝詞(のりと)を捧げて、工事の無事、竣工と、土地・建物の安全、そして家内安全を祈願して古式に則って行います。

途中でお施主さんが玉串奉奠する場面が出てきます。玉串(たまぐし)とは、榊(さかき)の枝に木綿(ゆう)または紙をつけて神前に捧げるのに用いるものです(『広辞苑』岩波書店より)。具体的には、祭壇の前に立ち、神主さんからいただいた玉串を胸の前で時計回りに回した後、根元を祭壇に向けて捧げます。それからお辞儀を2回、拍手を2回、最後にもう一度お辞儀をして終わります(2礼2拍1礼)。これを参列者が順番に行っていきます。
 
  以前は鍬入れなどの儀式もあったようですが、最近はすっかり簡素化されてしまいました。また、神主さんへの玉串料など実費も伴うことから、建売住宅の場合などでは地鎮祭そのものをしないケースもあるようです。確かに地鎮祭をしなかったからといって、必ずしもその土地に災いが降りかかるとは言えないのですが、私たち施工業者としては、例え単なる偶然の事故であっても「地鎮祭をしなかったからだ。」と思われるのは忍びないので、お施主さんにお願いをして地鎮 祭を行わせていただくようにしています。
 
  もちろん、お施主さんの宗教的な理由で、キリスト教式や仏教式、あるいはその他の宗教で行われることもありますが、形式そのものよりもその土地を使わせていただくという姿勢が大切であり、必ずしも神式でなければならないわけではありませんので、施工会社に一度相談してみてください。気になる費用ですが、石川県の場合は神式でだいたい5万円前後になると思います。

 

 

 
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分野 コラムタイトル
 
第1回
気候風土と住宅 「無垢材の柱と集成材の柱ではどっちがいいの?」
 
第2回
災害・事件など 「備えあれば憂いなし」
 
第3回
気候風土と住宅 「人工乾燥と天然乾燥」
 
第4回
気候風土と住宅 「気候に適した住宅とは?」
 
第5回
注文住宅の設計 「ふつうの家」
 
第6回
建築用語 「あいさつ回り」
 
第7回
建築用語 「坪単価」
 
第8回
住まいのお手入れ 「シロアリ対策」
 
第9回
建築用語 「アフターメンテナンス」
 
第10回
気候風土と住宅 「暖房器具」
 
第11回
建築用語 「プレカットと手加工」
 
第12回
注文住宅の設計 「インターネットの情報収集」
 
第13回
災害・事件など 「悪いのは設計士だけでしょうか?」
 
第14回
建築用語 「地鎮祭」
 
第15回
住まいのお手入れ 「畳にカビが生えて困っています。」
 
第16回
住宅に関わる税金 「相続時精算課税」
 
第17回
気候風土と住宅 「建築中の住宅展」
 
第18回
災害・事件など 「壁の配置とバランス」
 
第19回
住まいのお手入れ 「結露」
 
第20回
建築用語 「Low−eガラス」
 
第21回
住まいのお手入れ 「お風呂の床を乾かしたい。」
 
第22回
注文住宅の設計 「TVをどこに置けばいいの?」
 
第23回
注文住宅の設計 「家作りをどこに依頼するか?」 その1.設計事務所編
 
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