HOMEコラム>コラム 第9回:建築用語 「アフターメンテナンス」

 

 

 
宅を新築される時にデザインや予算を気にされる方はたいへん多いのですが、
   
  メンテナンスの重要性にまで気を遣っている方は、どのくらいおられるでしょうか?
 
  各住宅メーカーも最近は保証期間の長さを謳うところが増えてきました。そのこと自体はたいへん喜ばしいことだと思いますが、その一方で詳しい内容を見てみると、あまり御客様の立場に立っていない、もしくはクレームをかわそうとしているものすらあるようです。それ以外にも、電話を何度も何度もかけて、1ヶ月後にようやく現場に見に来たとか、「すぐに対処します。」と言ったきり、全く音沙汰がない、あるいは電話だけで「そんなものですよ。気にしすぎです。」と言われてそのまま電話を切られて全く取り合わないなど、中には耳を疑うような対応をされた方もいるようです。
 
  確かに実際に見てみると大したことのないこともあるのですが、それが表面的なことだけなのか、構造躯体や耐久性に影響を及ぼすのかは、専門の者が実際に見てみないと判断がつかないケースの方が多いですし、電話をかけてきた御客様は、専門用語などもご存じないため、実際に目の前にある状況をうまく説明できないことも多いはずです。ですから、私たちは御客様からお電話を受けた時、その状況をできる限りお話していただいた上で、可能な限り早く現地に伺って、自分の目で直接、現状を確認することを心がけています。基本は即日対応ですが、深夜のケースなどやむを得ず、翌朝の対応になることもあります。
 
  アフターメンテナンスの基本は御客様を安心させることにあると思います。御客様から電話を受けた時点での対応を初期対応といいますが、初期対応はスピードと確実な御連絡が大事と考えます。特に、初期対応の早さによって御客様の不安を少しでも取り除けるなら・・と迅速に対応することを心がけています。もちろん、このような体制を作るためには人件費などのコストがかかりますが、それを維持しなければ保証書に書かれた保証期間がどんなに長くても意味はないでしょう。
 
  家は10年経ったから買い換えるというような耐久消費財ではありません。施工業者と御客様が常にメンテナンスをしながら生涯、そして次の世代にまで受け継がれていくものだと思います。長く住んでいただくためにも、機会がありましたらぜひ御客様自身で床下点検口を覗いてみることをお薦めいたします。

 

 

 
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No.
分野 コラムタイトル
 
第1回
気候風土と住宅 「無垢材の柱と集成材の柱ではどっちがいいの?」
 
第2回
災害・事件など 「備えあれば憂いなし」
 
第3回
気候風土と住宅 「人工乾燥と天然乾燥」
 
第4回
気候風土と住宅 「気候に適した住宅とは?」
 
第5回
注文住宅の設計 「ふつうの家」
 
第6回
建築用語 「あいさつ回り」
 
第7回
建築用語 「坪単価」
 
第8回
住まいのお手入れ 「シロアリ対策」
 
第9回
建築用語 「アフターメンテナンス」
 
第10回
気候風土と住宅 「暖房器具」
 
第11回
建築用語 「プレカットと手加工」
 
第12回
注文住宅の設計 「インターネットの情報収集」
 
第13回
災害・事件など 「悪いのは設計士だけでしょうか?」
 
第14回
建築用語 「地鎮祭」
 
第15回
住まいのお手入れ 「畳にカビが生えて困っています。」
 
第16回
住宅に関わる税金 「相続時精算課税」
 
第17回
気候風土と住宅 「建築中の住宅展」
 
第18回
災害・事件など 「壁の配置とバランス」
 
第19回
住まいのお手入れ 「結露」
 
第20回
建築用語 「Low−eガラス」
 
第21回
住まいのお手入れ 「お風呂の床を乾かしたい。」
 
第22回
注文住宅の設計 「TVをどこに置けばいいの?」
 
第23回
注文住宅の設計 「家作りをどこに依頼するか?」 その1.設計事務所編
 
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