HOMEコラム>コラム 第8回:住まいのお手入れ 「シロアリ対策」

 

 

 
ロアリと聞くと、
   
  大事な家を食い散らかす恐ろしい害虫というイメージを持たれると思いますが、その生態については意外とご存じない方が多いのではないでしょうか?今回はシロアリのことをお話しましょう。
 
  日本の住宅に害を及ぼすシロアリには、ヤマトシロアリとイエシロアリがいます。ヤマトシロアリは北海道の一部を除き、ほぼ全国に分布しているのに対し、イエシロアリは九州、四国と主に関東以西の太平洋岸だけに分布しています。ですから、北陸にいるシロアリはヤマトシロアリとみてほぼ間違いないでしょう。
 
  では、ヤマトシロアリの特徴ですが、体長は4.5〜7.5mm、体色は黒色、4〜5月頃の雨上がりの昼間に群飛します。湿潤な木材あるいは腐った木材を好み、主に床下の部材に加害します。巣はイエシロアリのように地中に百万匹に達するような大きなものを作らず、加害場所(木材)が巣を兼ねています。巣の規 模もせいぜい1万匹程度。
シロアリが生息する条件は3つあります。水分、食べ物、快適な環境です。食べ物は木材そのものなので、これはどうしようもありませんが、水分は地面に近いほど多くなります。シロアリにとって快適な環境とは、クモやムカデなどの外敵が居なくて、風が通りにくい所、また、ジメジメして木材が腐朽菌に冒されているところでもあります。したがって、シロアリにとって不快な環境を作ることによってシロアリの加害を防ぐことができます。

 
  シロアリにとって不快な環境とは、常に空気が流れていてカラッと乾いた所、また、木材が腐朽菌に冒されていない環境です。新築ならば、基礎高をできるだけ高く設定して、全ての床組をシロアリが好まないヒノキ・ヒバを使用する。いわゆる床下換気口では高さが不足して逆に湿潤な空気を流す可能性もあるので、代わりに基礎パッキンを用いると、理想的な環境を作ることができます。特に一番湿気のこもりやすい土台下面を効果的に乾燥させて腐朽菌の発生を抑えることもできます。

 

 

 
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分野 コラムタイトル
 
第1回
気候風土と住宅 「無垢材の柱と集成材の柱ではどっちがいいの?」
 
第2回
災害・事件など 「備えあれば憂いなし」
 
第3回
気候風土と住宅 「人工乾燥と天然乾燥」
 
第4回
気候風土と住宅 「気候に適した住宅とは?」
 
第5回
注文住宅の設計 「ふつうの家」
 
第6回
建築用語 「あいさつ回り」
 
第7回
建築用語 「坪単価」
 
第8回
住まいのお手入れ 「シロアリ対策」
 
第9回
建築用語 「アフターメンテナンス」
 
第10回
気候風土と住宅 「暖房器具」
 
第11回
建築用語 「プレカットと手加工」
 
第12回
注文住宅の設計 「インターネットの情報収集」
 
第13回
災害・事件など 「悪いのは設計士だけでしょうか?」
 
第14回
建築用語 「地鎮祭」
 
第15回
住まいのお手入れ 「畳にカビが生えて困っています。」
 
第16回
住宅に関わる税金 「相続時精算課税」
 
第17回
気候風土と住宅 「建築中の住宅展」
 
第18回
災害・事件など 「壁の配置とバランス」
 
第19回
住まいのお手入れ 「結露」
 
第20回
建築用語 「Low−eガラス」
 
第21回
住まいのお手入れ 「お風呂の床を乾かしたい。」
 
第22回
注文住宅の設計 「TVをどこに置けばいいの?」
 
第23回
注文住宅の設計 「家作りをどこに依頼するか?」 その1.設計事務所編
 
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