HOMEコラム>コラム 第2回:災害・事件など 「備えあれば憂いなし」

 

 

 
潟県中越地震は甚大な被害をもたらし、今もなお余震が続いております。
   
  しかし震度6強の直下型だった鳥取県西部地震(00年)、宮城県北部地震(03 年)では、全半壊がそれぞれ約3500棟、約5千棟に上ったのに対し、意外にも今回の地震で全半壊した住宅は1000棟強程度(11月1日現在)と、思ったほど多くはありませんでした。
 
  その理由として専門家たちは、「雪の重みに耐えられるよう柱を太くしたり、高くて強固な基礎といった、豪雪対策の住宅構造が強い揺れにも耐えたのではないか。」と推測しています。おそらく、今回の被災地の方々はいつ来るかわからない地震に備えていたのではなく、毎年確実にやってくる豪雪対策として、強固な構造の住宅を建てていたはずです。でもそのおかげで被害を最小限に食い止め、また住み続けられる家が比較的多かったのは、不幸中の幸いだと思います。
 
  私たちは日頃から構造駆体の重要性をお話ししていますが、共感していただける方々がいる一方で、「そこまで強くする必要はないのでは?」「どうせ息子の代で建て替えるだろうし・・。」とあまり関心を持たれない方もいらっしゃいます。幸か不幸か、石川県は過去100年以上地震による大きな被害を免れてきたため、地震などの災害対策には無頓着が方が多いようですが、実際には多くの断層が存在し、ましてや地震国の日本でここにいれば絶対安全という所はどこにもあ りません。
 
  地震などの災害はある日突然やってきますが、強固な構造を作ることによって被害はある程度減らすことができます。一瞬にして大切な家族や家を失うことのないように、「お洒落な家」「暖かい家」である前に、『家族を守る家』であってほしいと思います。

 

 

 
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No.
分野 コラムタイトル
 
第1回
気候風土と住宅 「無垢材の柱と集成材の柱ではどっちがいいの?」
 
第2回
災害・事件など 「備えあれば憂いなし」
 
第3回
気候風土と住宅 「人工乾燥と天然乾燥」
 
第4回
気候風土と住宅 「気候に適した住宅とは?」
 
第5回
注文住宅の設計 「ふつうの家」
 
第6回
建築用語 「あいさつ回り」
 
第7回
建築用語 「坪単価」
 
第8回
住まいのお手入れ 「シロアリ対策」
 
第9回
建築用語 「アフターメンテナンス」
 
第10回
気候風土と住宅 「暖房器具」
 
第11回
建築用語 「プレカットと手加工」
 
第12回
注文住宅の設計 「インターネットの情報収集」
 
第13回
災害・事件など 「悪いのは設計士だけでしょうか?」
 
第14回
建築用語 「地鎮祭」
 
第15回
住まいのお手入れ 「畳にカビが生えて困っています。」
 
第16回
住宅に関わる税金 「相続時精算課税」
 
第17回
気候風土と住宅 「建築中の住宅展」
 
第18回
災害・事件など 「壁の配置とバランス」
 
第19回
住まいのお手入れ 「結露」
 
第20回
建築用語 「Low−eガラス」
 
第21回
住まいのお手入れ 「お風呂の床を乾かしたい。」
 
第22回
注文住宅の設計 「TVをどこに置けばいいの?」
 
第23回
注文住宅の設計 「家作りをどこに依頼するか?」 その1.設計事務所編
 
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